vol.11 チャンディガール美術館 (インドのコルビジェ6)

コルビジェが3つ造った美術館のうちのひとつ。上野の西洋美術館と大きな構成は同じです。利用者はあまりなく、全体の荒々しい仕上げの印象と合い重なり、廃墟のような風格を持っていました。

チャンディガール美術館 / 外観

レンガで仕上げられた外壁。造形的な屋根や樋。ピロティで浮かび上がらせたボリューム。

チャンディガール美術館 / ピロティ

ギャラリーの大きな空間と対比的な、天井がおさえられた空間。

チャンディガール美術館 / ギャラリー

赤や黄色の原色で塗られた、天井。

チャンディガール美術館 / ハイサイドライト

ハイサイドライトまでの高さが随分あります。スケールが大きい空間。

チャンディガール美術館 / 通風用扉

ここだけ、随分メカニカルな扉。開閉で通風をするのでしょう。

チャンディガール美術館 / 階段

2層分のギャラリーの上には所々小部屋があり、階段で上がります。このあたりの構成も、西洋美術館と共通。