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空間ノート 〜心地よい空間の理由〜
Vol.04  狭い道の空間
旅先では、とりあえず歩き回ります。職業柄、建物はもちろんよく見ますが、街を見て回るのが好きです。
狭い道の空間の事例をいくつか。狭くて通りにくいという印象ではなく、狭いがゆえに楽しいスペースであると感じました。
グアナファト / 
メキシコの小都市、グアナファトです。狭いことで有名な道です。
今まで体験した中で、おそらく一番狭い道。それでも両側に入り口がある建物がたっています。どれくらいの巾であるかは忘れましたが、おそらく日本の住宅の階段の巾程度。
 
ミコノス / 
ギリシャのミコノス島で見つけた小道です。道幅の大体の感じは、上の室外機を見れば分かると思います。この島でぼくが見つけた一番狭い小道ですが、迷路状のこの街では、いたるところにこのようなスペースがありました。
 
アルファマ(リスボン) / 階段を伴う狭い道空間
リスボンは大地震で一度崩壊した都市ですが、地震の被害が少なく、残ったエリアは、現在ではアルファマ地区と呼ばれる下町です。丘陵地にあるエリアなので、階段が多い立体的な街並です。そのため、建物が迫ってくる感じがより強く感じられ圧迫感が感じられます。
 
ナザレ(リスボン近郊) / 
ナザレは、ここで上げている他の街と比べ、比較的新しくできたリスボン近郊の漁師町です。海から山に向かい、櫛の目のように、細長い街路が伸びています。道は洗濯物が干されたりしており、生活空間の延長のようなたたずまいを見せています。
 
ポルト / 
ポルトは、ポルトガルの古い都市空間がそのまま残った街で、歴史的地区と呼ばれるエリアは、世界遺産となっています。街を二分するドーロ河に向かって大きく下った谷のような空間があるのですが、その上下を結ぶ道が大変趣き深い空間となっています。