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角倉剛建築設計事務所の考え方
ダンスにおいて、自分の踊り方と相手の踊り方があるとすれば、相手に合わせるように踊っていく。 そんな、しなやかな態度で、仕事をしていきたいと考えています。

私どもは、クライアントへのヒアリングを通し、その価値観に同調することで、 プロジェクトのパフォーマンスを最大化することを設計のスタートとしています。 あらゆるレディメイドの先入観は、全て自由な発想の妨げとなると考えていますが、 最も妨げとなるのは、自分自身の先入観であると考えています。 その為、スタート地点では、「こうあるべきだ」という押しつけでなく、 「あれもこれもあるのだけど、どちらにいって良いのか分からなく、おろおろする。」という状態が、 最も理想的なスタートであると考えています。

だからといって、建築家としての信念が不要だということを言いたいのではなく、 「どちらにいって良いのかわからない」状態からの道案内のために、むしろそれは必要であると、強く思います。

信念として目指すべきものがあるとしても、それは到達できるようなものではなく、常に漸近的にしか近づいていくことができないものだと考えています。 ですから、私は自分の考えを言葉や形にしつつも、それを信じません。 誤解を恐れずにいえば、「たゆまざる嘘の上塗りの繰り返し」にならざるを得ないという反省を合わせ持つことが、 思考を積み重ねてく上での正しい姿勢だと考えています。

Housing / 稲毛の家