皆川明さんのファブリック


この家の建主さんがデザイナーの皆川明さんの大ファンであることは、持ち込み家具とカーテン類の打ち合わせをしている頃に知りました。
代官山にある皆川明さんのショップ、ミナペルホネンに建主さんが出向かれ、生地を購入。奥様がそれを縫製されてカーテンを作りました。ご主人様は当初は抽象的な柄を選ぶことを考えていたらしいのですが、お子さんの好みを考え少し柄が強い具象的な柄を選ばれたとのことでした。
同時にソファーのファブリックも皆川さんのデザインとすることとして購入。注文して3カ月以上かかりました。
またその時に、モビールを購入され、これは玄関ホール上に飾られているようです。

著者情報

角倉 剛
角倉 剛
私にとってのデザイン(設計)は問題解決です。どのような解き方をするかに設計の力点を置いているため、スタイル(モダン和風とか北欧風とか)にはこだわりません。
お住まいになる方の好みとか、建てられる場所の環境に相応しいものを作りたいと思っています。住宅は住まわれる方にとって、好きな洋服の延長のようなものであってほしいと考えています。 詳しいプロフィールはこちら

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