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強風時のプリーツ網戸の不具合と濃い色のフローリングの色あせ(籠原の家の1年検査)

□日々の仕事の中で

籠原の家の1年検査。聞けば、竣工して以来、ほとんど住んでいないという。家電や生活用品は一通り揃い、住める状態なのだが、例えばキッチンや洗濯機などはまだ一度も使われていない。はす向かいにある今のお宅から、時々遊びにいくような感覚で、新居には来ているようだ。新しく増えた猫が小さく、新居を傷つけるのがイヤとのことだったが、何とも羨ましいというか。。。

現在のお住まいの様子。玄関ホールと、リビング。お手持ちの絨毯が飾られている。

2階の廊下。絵を飾り、ギャラリーのように使われている。

1年検査の指摘事項のほとんどは、壁などにできた小さなヒビなどの補修事項。見た目は一緒でも、下地の状況が違うところは、動き方が違ってくる。建築は正直だ、そんなところでヒビが入る。とはいっても気になったのは一カ所程度で後はそれほどでもない。1階RC造と2階木造の混構造の建物なのだが、その両者に跨った吹き抜けのところに比較的大きなヒビができていた。いずれも補修で目立たなくできる程度のものだった。

少し困ったのは、2階のプリーツ網戸。風が強い時に、網戸の網が外れてしまうとのこと。「セイキ」という会社の既製品を木製サッシに使っているのだが、既製品が強風時とはいえ、簡単に外れるようでは困る。まずは、メーカーに対処方法を問い合わせることにする。プリーツ網戸は、風が強い場所には向かないのかもしれない。矢印の先がプリーツ網戸を使った、木製引き戸。

これはどうしようもないとは思うのだが、日があたる場所のフローリングが、絨毯を引いた場所とそうでないところで、大きく色違いが起きていた。使ったフローリングはマルホンのクルミ材床暖房仕様。かなり濃い色のフローリングだったが、日があたると随分色あせるようだ。濃い色は着色したものではなく、床暖房仕様にするための熱処理の結果のものなのだが、それでも色が褪せるようだ。

FRP防水の上のモルタルの剥離

□日々の仕事の中で

週末に、昨年同時期に竣工した、2件の木造3階建ての住宅の1年検査に出向く。共に細長い敷地に建つこの二つの建物には、共通点が多い。共に間口が狭い住宅だが、より狭い敷地に建つ住宅の方に、いくつか内壁のクラックが見られた。建物の形状の性格として、短編方向にかかる力に対して、どうしても弱くなるようだ。二つの建物を比較すると、その違いがはっきりと分かる。できるところはペンキの補修などをしてもらうことにした。

共にバルコニーがあり、FRP防水の上にモルタル仕上げとなっている。モルタルとFRP防水の間で、剥離がおこり、モルタルが浮いていた。モルタルとFRPとの間は、接着剤で密着させているとのことだったが、十分でなかったのか。防火仕様のテラスはFRP防水+上にモルタル仕上げとならざるを得ないことが多い。左官屋さんに見てもらい、補修することにしているが、その原因や剥離しないためのスペックについては、はっきりと理解するようにしたい。

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