歩道切り下げ

竜泉の家は、確認申請を提出。来月中半に交付される予定で、進めている。交付までにまだ日があるが、その間にいくつかやっておきたいことがある。今回は歩道の切り下げが生じるので、役所にいってその打ち合わせをしてくる。敷地の前には、ガードフェンスと、植栽帯があるのだが、駐車場の出入りのために、それらの撤去と歩道の切り下げが必要となるのだ。台東区の場合、道路を管理する部署と、ガードフェンス等を監理する部署と、緑地を管理する部署での3カ所の打ち合わせが必要。
植樹帯にいろいろと樹木があったのだが、実は区の持ち物は、オオムラサキツツジだけで、後は自生したものか、近隣の方が植えたものであるようだ。区の物は指定の場所に移植(といっても大袈裟な話ではなく、隣の植樹帯などに植え替えるぐらいの話)、他は持ち主がはっきりしているものは、その方に聞いて処分方法を決めて欲しいとのことだった。

株立ちのものがオオムラサキツツジで、下生えのヤブランは自生したもの

バラらしいのだが、これは今回のお施主さんが植えた物だった。
撤去するガードレールは、まだ使えそうなものは区が引き取ってくれるらしい。今回は少し古いとのことで、撤去。歩道は、下地を車が通っても大丈夫な仕様にした上で、再舗装。舗装部のインターロッキングブロックを作っている会社は既につぶれているらしい。同じようなものがあれば、それを使うのだが、調べてみないとわからない。もし一度撤去したものが問題無く使えるのであれば、再利用とすることで、工務店には伝える。

著者情報

角倉 剛
角倉 剛
私にとってのデザイン(設計)は問題解決です。どのような解き方をするかに設計の力点を置いているため、スタイル(モダン和風とか北欧風とか)にはこだわりません。
お住まいになる方の好みとか、建てられる場所の環境に相応しいものを作りたいと思っています。住宅は住まわれる方にとって、好きな洋服の延長のようなものであってほしいと考えています。 詳しいプロフィールはこちら