家具の打ち合わせ

リバーパレス青梅の現場。この日は家具の打ち合わせもおこなう。シイナアトリエが食卓の試作品を現場に持ち込む。入居者の方に座っていただいた。

前回は、肘掛けに乗せた手とテーブルの関係がフォーカスされ、それをもとにテーブルの高さの調整と形の検討がおこなわれた。その試作品をもとに座っていただいたところ、車椅子の関係から、もう少し奥行きが合った方がよいことが分かる。甲板が2枚置かれているが、これによって適正な巾を検討。
それから、エントランスに置かれる家具の打ち合わせ。ソファーについては簡単な模型が作られていた。

家具の面材や、ソファーの布地について、シイナアトリエから説明を受ける。テーブルや下足箱の天板にはくるみの無垢材、その他の天板はバーチの共芯合板(オスモクリア塗装)天板以外はラワン積層合板を使うとのこと。ソファの色については少し意見が分かれた。黒い内装のエントランスにの赤いソファーいいのかどうか?最終的にはシイナアトリエにまかさることにしたが。

著者情報

角倉 剛
角倉 剛
私にとってのデザイン(設計)は問題解決です。どのような解き方をするかに設計の力点を置いているため、スタイル(モダン和風とか北欧風とか)にはこだわりません。
お住まいになる方の好みとか、建てられる場所の環境に相応しいものを作りたいと思っています。住宅は住まわれる方にとって、好きな洋服の延長のようなものであってほしいと考えています。 詳しいプロフィールはこちら