「北沢の家(松森淳建築設計工房)」の見学会

土曜日はその足で「北沢の家(松森淳建築設計工房)」の見学会へ。住み始めて、半年たっての見学会で、住まわれている様子がわかる。少し乱暴だけどひとことでまとめると、「大人の建築」の印象。
プランに気負ったところがなく、無理がない。
その分、全て執拗に扉の枠などを、パテで塗り込め、線を消していくような納まりや、小さな所に仕掛けられた照明計画、小さな窪みを付け、インターフォンや、ブラインドを収めるような納まりなど、細やかに細部を作り上げていくことには、大変気を使われたいたことが分かる建築だった。



著者情報

角倉 剛
角倉 剛
私にとってのデザイン(設計)は問題解決です。どのような解き方をするかに設計の力点を置いているため、スタイル(モダン和風とか北欧風とか)にはこだわりません。
お住まいになる方の好みとか、建てられる場所の環境に相応しいものを作りたいと思っています。住宅は住まわれる方にとって、好きな洋服の延長のようなものであってほしいと考えています。 詳しいプロフィールはこちら