「□日々の仕事の中で」の記事一覧

螺旋階段のコスト

□日々の仕事の中で

お施主さんと工務店社長の話をきいている中で、螺旋階段が高いという話が出ました。お施主さんが気にされたこともあり、今までの螺旋階段のいくつかのコストを調べてみました。何かの役にたつかと思い、こちらにもアップしておきます。

ケース1) 2階からPH階の2層分階段120万 塗装8万 計128万


ケース2) 1階から2階の1層分階段57.4万 塗装6.8万 計64.2万


ケース3) 2階から3階の1層分階段58.6万 塗装6.8万 計65.4万


概ね一層分65万という結果が出ました。
ちなみに写真の1層分の鉄骨鉄砲階段のコストは階段23.22万 塗装2.4万 計29.62万。やはり螺旋階段は少し割高にはなるようです。

第5回日本エコハウス大賞シンポジウム

□日々の仕事の中で

第5回日本エコハウス大賞シンポジウムに行ってきました。

日本エコハウス大賞は、住宅を省エネルギーに対する取り組みで評価・審査するコンテストで、今回が最終回となります。

昨年エコハウスの勉強会に参加して以来、住宅の省エネルギー化に関する技術に関心を持ち始めたこともあり、参加することにしました。

最初に建築家、飯塚豊さんのお話。性能で語られるエコハウスに、建築家ならではの取り組みを行うことを考えてらっしゃるとのこと。

中と外の「中間領域」のデザインに力を入れているというお話でした。

飯塚さんは「屋根」→「中間領域」→「窓」」→「間取り」の順に設計を進めていくそうです。

おそらく、屋根と中間領域が飯塚さんの中では大切なことなのでそれを最初に検討するということだと解釈しました。

工務店の相模稔さんのお話。飯塚さんと相模さんで作った住宅が第4回日本エコハウス大賞を受賞しています。

建築が好きでハウスメーカーの営業をやめて自ら工務店を立ち上げたとのこと。

建築家とのコラボレーションについて語ってくれました。通常は建築家が「先生」となり工務店はその教えのもと仕事をするという進め方なのですが、対等の立場で仕事をすることで、成長をされたようです。設計・施工という垣根を超え、時には工務店が設計の内容に口を出したりできるような仕事の仕方をされているようです。

建築家に対するリスペクトがあってこと成り立つ関係ともおっしゃっていました。

エコハウスを前に押し出すことで、経営的に楽になったという話もありました。

第5回日本エコハウス大賞受賞者の野辺裕章さんのお話。立ち上げたばかりの工務店がなかなか軌道に乗らず、自分の作りたいものと世間が求めるものの共通項を求める中でエコハウスに行き着いたのとこと。

自邸をエコハウスとして設計・施工をしてエコハウス大賞を受賞するというロードマップを描き見事に実現されました。

審査でのプレゼンテーションの訓練として、 苦手なPTA会長を志願し人前に出ることを勉強したというエピソードなど、エコハウスとは関係ない話も、取り組みの姿勢として興味深かったです。

大学の中間講評会

□日々の仕事の中で

昨年から東京電機大学の非常勤講師をしています。以前8年間教えていましたが、久しぶりに昨年から関わることになりました。二年生の設計課題の後期の指導を担当しています。学年全体が7つのグループに分けられ、そのうちの1グループ17人が私の担当です。

昨日は課題の中間講評会でした。講評会は2つのグループがセットとなって行われます。自分が受け持っている学生は、まだやろうとしていることがわかっているから、コメントもしやすいのですが、半分のグループは初見の案を短い時間で理解して瞬時に問題点を指摘しなければならないという、なかなかしんどい仕事です。

また半分ぐらいすぎると、大体指摘することも出尽くして、同じようなコメントになりがちになったりするので、学生に飽きられないような新しい指摘のあり方はないかなどと考えたりして、3時間程度の講評会が終わった後は、かなりぐったりです。

二年生のこの時期は、学生のレベルにばらつきが多い時期です。多くの人は、まだいろんなことがわかっていない状態なので、なかなかまともな図面が描けない状態ですが、器用な人はかなり習熟した案を作ってきます。

また何人かの学生さんが大きく伸びる時期でもあります。中間講評の二週間前には何もできなかった学生が、しっかりとした魅力を持った案を作ってきたのは嬉しかったですね。かなりハッパをかけたので、何くそと思ってやってくれたのだと思います。

自分が学生の頃を思い出して見ると、とっても設計が好きな学生だとは思うけど決してとても設計が最初からうまい学生ではなかったと思います。ただ好きで上手くなりたいと思い続けることで、今まで設計を続けて来ることができたと思っています。だから私は設計が好きだと思っている学生のサポートができればという思いで学生に接するようにしています。

中間講評の後はひと段落ついた気持ちとなり、大体他の先生方と飲みに行く流れとなるのですが、昨日は疲れすぎてたせいか、お酒のまわりも良かったようで、後半戦の記憶がマダラ状態です。。。

雨漏り対応の訪問で学んだこと

□日々の仕事の中で

先日の台風の後に、ある住宅で雨漏りがしたとの連絡がありました。施主・工務店・設計者の都合がついた本日、現場にむかいました。原因と思われる場所は比較的早くわかりました。入り隅にあるサッシの防水の仕事が難しく、止水の処理が十分にできていないというのが現時点での推測です。普通の雨であれば何事もおきないのですが、台風のように横から吹き込むような雨になると入ってくるようです。

他の場所では問題なく止水処理ができているのですが、やはり人間が仕事をする以上、難しい場所であれば不十分なことになることは、あってはならないことかもしれませんが、仕方がないことだと思います。

次回から私は入り隅にあるサッシの止水状況を特に注意して見ると思います。実際に経験しないと気がつかないことが、設計ではとても多いと思います。

久しぶりの訪問で学んだこと

久しぶりに訪れると勉強になることがたくさんあります。小さな男の子3人がいるこの家はもっとタフな造りとするべきだったというのが、本日の施主と私の結論です。

引き戸は子供同士の取っ組み合いで、何度か外れて金物や壁に少しダメージが。綺麗に作った白い壁や扉は手垢で少し汚れ気味。そういえば玄関脇のガラスがお子さんが何かの拍子で割ってしまったと、入居してしばらくして聞いたことも思い出しました。

設計の際の打ち合わせはいつもご夫婦二人とおこなっておりお子さんが一緒にいることはなかった。小さな男の子3人がいるということは、聞いてきたけど、その3人が集まるとどういうことが起きるのかは、あまり想像できていませんでした。

きっとわかっていれば、材料の選び方や作り方はもっと変わっていたはず。もっと聞き出すべきだった。。住宅においては、施主との深いコミュニケーションが大切であるということを、もう一度肝に命じて取り組みたいと思います。

渋谷の七士業無料相談会

□日々の仕事の中で

検討中のプロジェクトでは相続が絡むため、最近は税制について調べています。先週末は、東京税理士会渋谷支部の無料相談会に行ってきました。

二世帯住宅などで、親と同居している子世帯が土地と建物を相続する際の優遇措置(小規模宅地等の特例)があるのですが、そのことを中心に相談に乗ってもらいました。

検討しているプロジェクトでは、いくつかの同居の形が考えられるのですが、どのような方法が一番相続税対策として、有効なのかがわかりませんでした。相談をすることで頭の中の整理ができました。

今回の相談会は、税理士のみならず、司法書士や弁護士など七つの士業の方が同席していただける相談会です。相続税の観点からでなく、将来的に争いが起こりにくい相続という観点や、自由度という観点など、複数の視点から見ていただけたのはありがたかったです。

初めて調べ始めた、相続の世界ですが、これを機会に住宅に関わるお金について、より詳しく勉強する必要があると思っています。ハウスメーカーなどの大きな組織の強みの一つは、いろんな話をワンストップで行えることことだと私は思っています。

もちろん、我々も色々な相談先があるのですが、自分自身がもう少し詳しくなる必要があると感じました。

ページの先頭へ