KOBAU(175日目)

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代々木の家では、ボードの上に白い紙が貼られてきました。この白い紙は、KOBAUというドイツ製の製品で、塗装や左官の下地材。
次の工程で、ドイツ本漆喰 プラネットウォールを塗ります。KOBAUが下地としてしっかりしているので、構造体の動きによるクラック防止することができるようです。
KOBAUは0.75×2.5mのロールが4300円→2300円/㎡。
これに貼り手間が700円で、合計3000円/㎡。
これに今回は仕上げ材として、プラネットウォールのクイック&イージー2600円/㎡を塗るのでそれなりにお金がかかっています。
今回は、木造3階+PH階なので揺れに対する対策を取った方が良いと考えたこと、またクライアントが吸湿性にこだわりをもたれていたことから採用しました。
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著者情報

角倉 剛
角倉 剛
私にとってのデザイン(設計)は問題解決です。どのような解き方をするかに設計の力点を置いているため、スタイル(モダン和風とか北欧風とか)にはこだわりません。
お住まいになる方の好みとか、建てられる場所の環境に相応しいものを作りたいと思っています。住宅は住まわれる方にとって、好きな洋服の延長のようなものであってほしいと考えています。 詳しいプロフィールはこちら