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鉄骨工場検査・構造による設計事務所の確認方法の違い

竜泉の家の鉄骨工場検査のため、千葉の大網へ、構造設計の山田さんと一緒に向かう。今回の鉄骨屋さんは、千葉と大田区に工場を持っており、千葉の工場では、柱が製作されている。書類的な打ち合わせを終え、早速工場へ。工場の一角に、製作された、柱が並んでいた。柱のメンバーはH-125*125*6.5*9
鉄骨柱

ベースプレート

ベースプレート

柱の柱脚部の16ミリのベースプレート。建て方の時の安定のため、上部に一枚プレートが追加されていた。アンカーボルトの正確な位置を計測した上で、ボルト穴をこれから開ける。この柱脚をコンクリートの基礎梁に埋め込む。

 

 

 

 

 

 

ビルトH

BH-200*125*6*16
BH-150*125*6*16
H-148*100*6*9
最初の2枚は柱に接合された、梁。最初の鉄板を溶接してつくったH形鋼(ビルトH)、
BH-200*125*6*16と150*125*6*16。最近は、既製品のように綺麗に仕上がるようだ。市中品で、対応できない納まり箇所に、使用している。

最後の1枚は、一般に出回っている市中品のH型鋼,
H-148*100*6*9。ビルトHに比べると華奢に見える。
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

溶接状況

大きさの確認等を終え、溶接部などの状況を確認。今回は二人の溶接工が仕事をしているとのことで、人による仕事の出来映えが異なる。写真の溶接はあまり出来が良くないもの。端部にやや隙があるように見える。同席した第三者の超音波探傷試験担当者に、これらについて問題無いかを検査することを依頼する。
溶接

構造による、設計事務所の確認方法の違い

ところで、構造により、設計事務所のチェックの仕方は異なってきます。一般的には、構造は、木造・鉄骨造・RC造の3種類。

木造の場合
以前は、設計事務所が作成した伏図、軸組図という、構造図をもとに、大工さんが工場で加工をし、現場で組み立てていました。この場合は、基本的に大工さん任せとなります。最近は、プレカット工場で加工されたものが、現場に搬入され、大工さんはその組み立てだけをおこなうという工程が多くなりました。ほとんどの木造の現場はこの工程で進められます。この場合は、プレカット工場から図面が出てくるで、その確認が設計事務所のチェックとなります。

鉄骨造の場合
構造図をもとにした、鉄骨の施工図が出てくるので、まずは図面でのチェックが設計事務所の仕事となります。鉄骨造の場合は、工場で鉄骨部材があらかたでき上がった頃に、工場に原寸検査に向かいます。様々なサイズの確認をまずおこないますが、さすがにこのレベルでの間違いは、見たことはありません。部材と部材の接合の良否→溶接の良否の指摘事項が一番多いかと思われます、

RC 造の場合
構造図をもとにした、コンクリートの施工図が出てくるので、これも同じように設計事務所がチェックをおこないます。RC造の場合は、コンクリートの中の鉄筋が組み上がった段階で、鉄筋の検査をおこないます。鉄筋同士の間隔や、鉄筋からコンクリートまでのかぶり厚のチェクなどがおこなわれます。

この3種の構造を比較すると、鉄骨造は一番工業製品に近い感覚で監理ができRC造は一番現場のにおいがする構造だと思います。木造は以前はプレカットになって、少し工業製品に近くなりました。

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