ステンレスバイブレーション仕上げの天板のコスト

僕は、特にクライアントから要望がなければ、キッチンの天板はステンレスを使う。
ヘアラインも使うが、キッチンが見せ場になる場合は、バイブレーション仕上げを使う。
竜泉の家は、ヘアラインとしていたが、バイブレーション仕上げにした方が良いのではないかと思い直し、変更見積を取ってみる。多世帯住宅なので、キッチンが二つあるのだが、天板の合計面積は3.45㎡。
ヘアライン34万3千円→バイブレーション仕上げ41万3千円で、7万のアップ
(約20パーセントのコストアップ。)
平米単価で考えると
ヘアライン99,000円/㎡→バイブレーション仕上げ12,000円/㎡で、2,000円/㎡程度のアップとなるようだ
バイブレーション仕上げは、ヘアラインよりマットな感じが強くなる。写真は戸越公園の家のバイブレーション仕上げの天板
ステンレスバイブレーション仕上げ

著者情報

角倉 剛
角倉 剛
私にとってのデザイン(設計)は問題解決です。どのような解き方をするかに設計の力点を置いているため、スタイル(モダン和風とか北欧風とか)にはこだわりません。
お住まいになる方の好みとか、建てられる場所の環境に相応しいものを作りたいと思っています。住宅は住まわれる方にとって、好きな洋服の延長のようなものであってほしいと考えています。 詳しいプロフィールはこちら