施主・設計者検査(改修第17週目)

いろいろと重なった仕事があり、ブログもアップできなかったけど、本日デイサービスセンターの、施主・設計者検査をおこなってきた。残工事や是正工事、また家具の選定等の仕事が残っているが、ひとまずは、落ち着きそうだ。一ヶ月後ぐらいに撮影される竣工写真をホームページの方にいずれアップするつもりだけど、本日検査の合間に撮った写真をいくつかアップします。
機能回復訓練室
この施設は、デイサービスセンターと特別養護老人ホームと小さな託児施設の複合施設となっている。写真は特別養護老人ホーム部門の機能回復訓練室。本日ジム機器が搬入された。奥に見える壁と床がオレンジの部屋は、少人数対応ながら託児所となっている。
エントランス
この改修計画は、既存特別養護老人ホームの4階にあり、エレベータでアクセスする。エレベータ前にある、白い豆腐のような受付カウンター。まだサイン工事等が残っている。写真左手の方向が、先ほどの機能回復訓練室。奥の木格子の先がデイサービスセンター。
デイサービス1
デイサービスセンターに入ったところ。キッチンの先の折り上げ天井の下に設置する、ダイニングテーブルとチェアーをこれから選ぶ。奥には多摩川がよく見える窓があるが、これはこれからきれいな窓に取り替える予定。
デイサービスセンター2
先ほどの窓からの見返し。木格子の奥の家具としてソファーやイージーチェアーをこれから選ぶ。右手は木製ブラインドを閉めたところ。値段は張るが、それだけの価値があったねと、施設の方と話す。
デイサービスセンター3
木格子からの見返し。奥に見えるのがキッチン。ガラスの奥の部屋は、特別養護老人ホームの、「床屋」「歯医者」等として使われる部屋。
施設の方によると、この施設は単に高齢者施設として使っていくだけでなく、様々なイベントを開き、地元に開放していく施設として考えているとのこと。閉ざされたイメージを変えたいという意欲的な試みが、どのように花開くか楽しみだ。
・工事経過のアップがなかなかできませんでしたが、後追いとはなりますが、時間を見て記録として残していきたいと思っています。

著者情報

角倉 剛
角倉 剛
私にとってのデザイン(設計)は問題解決です。どのような解き方をするかに設計の力点を置いているため、スタイル(モダン和風とか北欧風とか)にはこだわりません。
お住まいになる方の好みとか、建てられる場所の環境に相応しいものを作りたいと思っています。住宅は住まわれる方にとって、好きな洋服の延長のようなものであってほしいと考えています。 詳しいプロフィールはこちら