「2012年5月」の記事一覧

手摺の納まり

竜泉の家は、耐火被覆工事が終わり、軽鉄による壁下地が組み上がってきている。内部階段に手すりがついた。
階段手摺

階段もきれいに納めるのには苦労するが、手摺はそれ以上に検討に時間がかかることも多い。手摺の構成は、最近は、トップレール27.2φ、手摺子21.7φ@1200程度、横桟13φで造ることが多い。
手摺の納まり

難しいのは、踊り場の折り返し。ここがイレギュラーになると結構てこずる。トップレールの高さがの違いをどこで吸収するか、その時横桟がうまく納まっているか、があえて言えば、大きなチェックポイント。できるだけリズム感があり、自然に納めることを念頭に考えながら、検討している。
手摺の納まり2

ステンレスバイブレーション仕上げの天板のコスト

僕は、特にクライアントから要望がなければ、キッチンの天板はステンレスを使う。
ヘアラインも使うが、キッチンが見せ場になる場合は、バイブレーション仕上げを使う。

竜泉の家は、ヘアラインとしていたが、バイブレーション仕上げにした方が良いのではないかと思い直し、変更見積を取ってみる。多世帯住宅なので、キッチンが二つあるのだが、天板の合計面積は3.45㎡。
ヘアライン34万3千円→バイブレーション仕上げ41万3千円で、7万のアップ
(約20パーセントのコストアップ。)
平米単価で考えると
ヘアライン99,000円/㎡→バイブレーション仕上げ12,000円/㎡で、2,000円/㎡程度のアップとなるようだ

バイブレーション仕上げは、ヘアラインよりマットな感じが強くなる。写真は戸越公園の家のバイブレーション仕上げの天板
ステンレスバイブレーション仕上げ

リフォームの基礎補強

北品川の家は,基礎補強が完了。既存の基礎の横に新設する基礎の配筋が出来上がっている。既存基礎に対し、ケミカルアンカーを打ち込み一体化。新設する基礎から斜めに曲げるようにホールダウン金物を取り付け、既存柱に取り付ける。
基礎補強

その他の既存基礎の様子。土台と基礎の間にモルタルが詰められている。おそらく過去においても、建物の沈下があり、土台をジャッキアップして、モルタルを詰め込んだものと想像される。
土台のジャッキアップ

外部手摺取り付け

竜泉の家は、外部手摺の取付がおこなわれる。手摺、手摺子とも、丸パイプと丸鋼を使い、溶融亜鉛メッキの上にリン酸処理をしている。手摺子はパラペット立ち上がり下地の鋼材に溶接して留め付け。
外部手摺

今回の手摺は、一部変形させて物干しとしている。
物干し

パラペット立ち上がり下地のALCがとりついたところ。
手摺の取り付け

トップレールのジョイント部の納まり。外部手摺の現場溶接は、原則NGなので、鑑識でのジョイントを考える必要がある。ここは鞘管方式で納める。
トップレール継手

苦労したのは、13φの丸鋼。施工図の段階で、施行側の提案に対して、二通りの案を記す。
手摺チェック図

結局半割としたもの同士をビス留めする案を採用。平鋼では良く使う手なのだが、丸鋼でやったのは、初めて。
手摺子継手

リフォームの解体

北品川の家(リフォーム)の解体が終わった。本日は、構造事務所の山田さんと一緒に、構造の状況を見にいく。

写真ではよく分からないが、基礎にクラックが入っていた。擁壁の上に立っている建物で、擁壁側の盛土の沈下で生じたものだ。
改修の確実な方法は、地盤を改良した上で基礎の補強を全面的におこなう方法。だが車が2台ぐらい変えるお金がかかる。
クラックが生じていることもあり、基礎だけを補強しようかとも、山田さんと相談したが、地盤を補強せずに建物の重さを増やすのは、沈下のことを考えるとやはり良くないという話となる。

結論としては
・構造耐力上最低限やっておきたい部分のみ、基礎を補強する。
・土台部分からジャッキアップを試みる。
という、設計時の設定通りの施行をおこなう予定となった。
土台からのジャッキアップは、状況を見ながら、柔軟な対応を御願いするよう、施工者にも伝える。
既存建物の基礎

1階軸組部分は、浴室廻りの土台が腐食していた。これも予想されたことなので、予定通り取り替え。水回りと関係内箇所の、外回りの柱の根本が一部腐食していたので、補強することとする。
1階軸組

2階小屋組は、特に問題ナシ。
2階小屋組

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