「2012年1月」の記事一覧

タイル施工不良

リバーパレス青梅の現場は、タイル仕上げの程度が悪く、その対応に追われている。

タイルの不陸

タイルは50角のものを使用。仮使用の検査で仕上がりを見たのだが、かなり程度が悪い。壁付けの照明で、タイル面が照らされているから余計目立つ。タイル下地の状況は良好であったとのこと。ではいったい何故?
はっきりとした理由はわからないのだが、職人不足で、良い職人が捕まらなかったというのが、原因の一つだというのが、現場の説明。職人の手によって、こんなにできばえが違うのか。今までの現場では、海外のできが悪いタイルでも、文句をいいながら、見た目に問題が無いように仕上げてくれたこともあった。(写真の照明器具は品番間違いです。壁からはみ出している・・・)
タイルの目違い

50角のタイルが細かいため、職人の手に余ったのか?INAXに聞くと、一般的には、細かいタイルの方が調整がしやすいので、がたつきを目立たないように仕上げられるとの回答。とはいっても、実際の職人の意見を聞かなければわからないので、100角タイルもショールームで選び、サイズにこだわらないから、やりよい大きさのタイルでのやり直しを御願いする。
紆余曲折あり、結局50角でも今後は大丈夫だということで、別の職方で貼り替えたのだが、これも程度が悪い。(前よりマシにはなったが。)
やり直すので、300角のタイルを選んで欲しいと現場から依頼があり、またもやショールームでタイル選び。今度で計3度目のやり直しとなる。果たして、300角でうまくいくのかは、結果待ち。

タイルのシール納め

仕上げで気になったことは、壁入り隅と取り合い、壁と床の取り合いで、シールを使っていること。そのシール巾が揃っていなくて見苦しい。今までは入り隅もタイル目地剤で納めていたのだが。

別の工務店の現場監督に意見を聞いてみた。以下そのヒアリングのメモ

       

  • RC下地であれば、躯体の動きがそれほどないので、クラックの心配は少ない。目地剤の納めで良いのではないか。
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  • 木造、鉄骨造であれば、クラックを心配し、以前はシールを使って納めていた。しかし設計事務所がシール納めと嫌うため、今は住宅程度では、目地剤で納めるようにしている。FRP防水の登場で、防水に対する信頼性が増したこともある。

INAXの白いマットなタイル

今回INAXのショールームで散々、白いマットな壁タイルを探したので、少し詳しくなった。今までは、意外にINAXを選んでなかった。以下そのメモ

  • 50角タイルは、インテリアモザイク シリシア IM-50P1/CK11。厚みが6ミリと小さなタイルなのに、やや大きいが質感が良い。
  • 100角タイルは、ミスティキラミック マット釉 SPKC-100NET/M02。100角タイルは以外に無い。色は少しくすむ。
  • 200角タイルは、充実。ミスティキラミック マット釉 SPKC-200NET/M02、ホワイトタイルコレクション RTM-200/1M、ミスティネオ MN-200/WM1。
  • 300角タイルとなると、再び品薄で、ミスティネオ MN-300/WM1。

印象としては、50角200角の大きさが、良いタイルを選べるように感じた。

ダイニングテーブル等|椎名啓二さんの家具

リバーパレス青梅に入ってきた、その他の家具。
1階、2階それぞれ四つのダイニングテーブルがはいるのだが、そのうち一つが本日現場に入っていた。天板はくるみの無垢材。写真ではよくわからにないが、足が立派で、安定感がある。
ダイニングテーブル|椎名啓二

テーブルの上の照明も、椎名さんによるもの、形は一緒だが、装飾的に布を縫うステッチのパターンと色がそれぞれ異なる。
照明|椎名啓二

照明|椎名啓二

照明器具を裏からみたところ
照明|椎名啓二

ソファも出来ていた。座り心地が味噌なのだが、残念ながら、まだ腰掛けていない。ソファ|椎名啓二

受付カウンター | 椎名啓二さんの家具

リバーパレス青梅の現場に、ようやく椎名啓二さんの家具が入り始めた。予定のスケジュール通りに進まないところを見ると、作業は難航しているようだ。本日納入された家具のひとつは、受付カウンターの家具。建物側からみたところ。

正面からみたところ。小さな楕円がくり抜かれているのは、ラワン合板。色違いを含めてデザインしている。楕円の穴は、はす向かいにこれから設置される予定の、下駄箱のデザインに合わせている。天板はバーチ積層合板

内側には、赤い布がピンナップパネルとして使われている。小さな穴で、コップや花瓶などを置く場所を造っている。図面にはなかったものが、いくつか増えている。椎名さんの場合は自分で製作までするので、造りながらのアレンジが加わる。聞けば、机の上に置かれている小物は、机と一緒に椎名さんが持ってきたという。こんなものをおいて欲しいというメッセージなのかもしれない。

内側の机引き手のディテール

天板はひたすら、積層合板を貼り合わせてつくったもの。一番分厚い部分で。24ミリの積層合板を6枚重ねている。

色違いの合板ん接合部分のディテール。仕口をあえて見せるディテール

強風時のプリーツ網戸の不具合と濃い色のフローリングの色あせ(籠原の家の1年検査)

籠原の家の1年検査。聞けば、竣工して以来、ほとんど住んでいないという。家電や生活用品は一通り揃い、住める状態なのだが、例えばキッチンや洗濯機などはまだ一度も使われていない。はす向かいにある今のお宅から、時々遊びにいくような感覚で、新居には来ているようだ。新しく増えた猫が小さく、新居を傷つけるのがイヤとのことだったが、何とも羨ましいというか。。。

現在のお住まいの様子。玄関ホールと、リビング。お手持ちの絨毯が飾られている。

2階の廊下。絵を飾り、ギャラリーのように使われている。

1年検査の指摘事項のほとんどは、壁などにできた小さなヒビなどの補修事項。見た目は一緒でも、下地の状況が違うところは、動き方が違ってくる。建築は正直だ、そんなところでヒビが入る。とはいっても気になったのは一カ所程度で後はそれほどでもない。1階RC造と2階木造の混構造の建物なのだが、その両者に跨った吹き抜けのところに比較的大きなヒビができていた。いずれも補修で目立たなくできる程度のものだった。

少し困ったのは、2階のプリーツ網戸。風が強い時に、網戸の網が外れてしまうとのこと。「セイキ」という会社の既製品を木製サッシに使っているのだが、既製品が強風時とはいえ、簡単に外れるようでは困る。まずは、メーカーに対処方法を問い合わせることにする。プリーツ網戸は、風が強い場所には向かないのかもしれない。矢印の先がプリーツ網戸を使った、木製引き戸。

これはどうしようもないとは思うのだが、日があたる場所のフローリングが、絨毯を引いた場所とそうでないところで、大きく色違いが起きていた。使ったフローリングはマルホンのクルミ材床暖房仕様。かなり濃い色のフローリングだったが、日があたると随分色あせるようだ。濃い色は着色したものではなく、床暖房仕様にするための熱処理の結果のものなのだが、それでも色が褪せるようだ。

狭い敷地での、施工時の杭のずれによる、基礎の形状の変更とコストアップ

竜泉の家は、杭の打設位置のズレに伴う、基礎の設計変更が終わり、施工図のチェックをおこなった。施工報告書によると、ずれた杭は9本となり、それぞれ400ミリ近くのズレである。基礎の形状の変更では対応できず、基礎の追加で対応することになる。図中赤い箇所が追加となった基礎梁。

構造事務所が新たに必要な計算をおこない、協議をした結果、確認申請機関に対しては、申請図の軽微変更扱いの対応で良いこととなる。しかし痛いのは、基礎の追加によるコストアップである。今回は、既存建物解体後に分かった、隣地建物の越境などが原因となったもので、工務店側に無理を言える追加ではなく、施主側の負担となる。基礎自体が、概略計算すると27パーセントのアップとなり、それなりの額となる。至急工務店に、追加額を出してもらうことにする。

狭い敷地での、杭の打設は隣地状況による影響が出やすいので、注意が必要です。

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