「2011年12月」の記事一覧

タイガーパイル工法、隣地の越境

竜泉の家は、先週前半にて、地盤改良を行う。今回は、トラバース社のタイガーパイル工法。この工法は、ソイルセメント工法と鋼管杭を組み合わせたような工法で、荒川の家に引き続き2軒目の採用となる。荒川区や台東区のような地盤状況においては、この工法が向いていると、構造事務所から聞いている。

既存家屋の解体後に分かったのは、隣地に建つ古屋の戸袋や換気扇が敷地境界を大きく超えていること。今後のこともあるので、クライアントを通じ、越境部で可能なところは解体してもらうつもりだ。しかし杭の打設時には間に合わない。結果として一部の杭が予定より400ミリ程度ずれて打設されることになる。
これに対しては、今後基礎の形状の変更にて対応することになる。

戸越公園の家での食事会

週末のお昼、夏に竣工した、戸越公園の家に、小川建設の瀬野さん(営業)と石橋さん(現場監督)と共に招かれて、食事会。楽しい一時を過ごさせていただきました。ありがとうございます。竣工した建物での食事とお酒は格別。

竣工後のお住まいの様子をいろいろとお伺いする。前のお住まいは、収納スペースがたくさんあり、それに比べ今回の住まいは少なく、物の片付けに手間取り、住まいの形ができるまで、少し手間取ったとのこと。物が多いということで、大きな納戸部屋や、パントリーなど、可能な限り対応はしたのだけど、小さな敷地の住宅のキャパには限界がある。家に合わせた、荷物の整理が必要となるのは、少し申し訳なく感じた。

それから、奥様はそれほどでもないらしいのだけど、ご主人の方は、冬は少し寒く感じられるとのこと。断熱材については、そこそこのスペックのものを使用し、床暖房を強くお勧めして、十分な対策をしたつもりだが、不十分だったか。3階の書斎の床材にタイルを使用しているのだが、その足触りが体感的に寒く感じられるらしい。後は、2階の横長の窓からの冷気。事情があり、ここには単板の硝子をつかったのだが、北西の窓ということもあり、ここが熱環境的に弱点となっているのか。つい先日1年検査でお伺いした二つの3階建ての住宅は、熱環境については、問題無くお過ごしになっているようだった。今までのケースでもほぼそうであったが、冬は床暖能だけで過ごせるとのことだった。床暖房の設定等暖房機器の使い方も関係あるのかも、一冬がすぎたときにまたお話を聞いて胃みたい。

しかし、トータルとしては、お望みであった公園を眺めながらの生活に満足されているようで安心しました。きれいにお住まいになっている様子の写真を2枚ほど。

FRP防水の上のモルタルの剥離

週末に、昨年同時期に竣工した、2件の木造3階建ての住宅の1年検査に出向く。共に細長い敷地に建つこの二つの建物には、共通点が多い。共に間口が狭い住宅だが、より狭い敷地に建つ住宅の方に、いくつか内壁のクラックが見られた。建物の形状の性格として、短編方向にかかる力に対して、どうしても弱くなるようだ。二つの建物を比較すると、その違いがはっきりと分かる。できるところはペンキの補修などをしてもらうことにした。

共にバルコニーがあり、FRP防水の上にモルタル仕上げとなっている。モルタルとFRP防水の間で、剥離がおこり、モルタルが浮いていた。モルタルとFRPとの間は、接着剤で密着させているとのことだったが、十分でなかったのか。防火仕様のテラスはFRP防水+上にモルタル仕上げとならざるを得ないことが多い。左官屋さんに見てもらい、補修することにしているが、その原因や剥離しないためのスペックについては、はっきりと理解するようにしたい。

仕上げ進行中

リバーパレス青梅の現場は、一度仮使用ができる状態にして、入居者が引っ越し、それから引っ越し後の部屋のリフォームという、2段階の工程となっている。現在は仮使用のための仕上げの最終段階。

増築部の内装の状況。最終的な色の様子が大分分かってきた。共用部の壁面。バーチ合板の腰壁ができた。

居室部の内装。暖色系2+寒色系2=4色のクロスを、居室の壁1面に貼ることとし、場所により使い分けている。暖色系のクロスが貼られた部屋。

寒色系のクロスが貼られた部屋。角部屋となったこの部屋は眺めが良い。

既存棟と増築棟の境目。足場が外れ、増築棟の雰囲気が分かってきた。

こちらは改修部。折り上げ天井に塗装が施された。

床の石。アドヴァンのクォーツブラック(スレート)を使っている。石の精度が悪く、職人泣かせだったようだ。スレートだからか、あるいはメーカーの品質管理の問題か。肌目のばらつき、目地の表情、見切りとの取り合いなど、結果としてうまくいっていない。まだ完全な仕上がりでないとのことで、最終的な仕上がりを見て判断することにする。

もう一つの増築部である、事務所棟。これから外装のタイルを貼る。

定例後は、シイナアトリエとの打ち合わせ。この日は、テーブルの模型ができていた。実際の素材と同じ物(クルミ)を使っているとのこと。重さのバランスなども模型で検討しているようだ。椎名さんの家具は、何となく生き物っぽい。(今回は象かな。)そしてアジアンテイスト。シイナクリーチャーズが今回のインテリアで、どのように振る舞うのか楽しみだ。
シイナアトリエとの打ち合わせがある日は、いつも遅くなり、井上君(共同設計者)と青梅で食事をとることが多い。青梅の居酒屋にも少し詳しくなってきた。

地鎮祭

解体も無事終わり、先週土曜日に、竜泉の家の地鎮祭をおこなう。今回は、地元の神社の神主さんにお施主さんが連絡をして、きていただいた。今回は少し素っ気ない神主さん。特に説明もなく始めて、乾杯もやりたければどうぞ、といった感じ。設営も施主側がおこない、神主さんは来るだけ。今までお会いした神主さんは比較的サービス精神が多い人が多かったので、少し珍しく思った。何はともあれ、無事終了。

その後、スウェーデンサウンディング試験をおこなう。久しぶりに見たのだが、機械式のものは初めて見るかもしれない。

その後、クライアントと一緒に、TOTO、IXILと名古屋モザイクのショールームを廻り、現物確認。水栓金具について少し変更することにした。タイルは面白いものがあったがこれは保留。

本日現場に入る前の、最終確認用の模型ができた。詳しくはホームページへどうぞ。

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